【兵庫県】播磨いちのみや

緑溢れる癒しの空間。新鮮野菜や果物が豊富に揃う。

兵庫県の中西部に位置する宍粟市(しそう市)は、豊かな自然がもたらす四季折々の景観が美しい町。宍粟50名山と呼ばれる標高1000m級の山々が軒を連ねるように聳えており、市内を南北に縦断するように流れる揖保川・引原川からはその美しい光景が楽しめます。

道の駅は、宍粟市の中心部より国道29号線を10キロほど北上したところにあり、道の駅の対側には16,000坪の敷地を有する「播磨国一の宮伊和神社」があります。

駅舎は、落ち着いた雰囲気の瓦葺の建物で、特産物販売所とレストラン、トイレがあり、それぞれ中庭を囲うような形で配置されています。また、駐車場側には農産物直売が別棟でありました。

①中庭には休憩スペースがあり、観葉植物が数多く配置された癒しの空間となっています。②建物と駐車スペースの間には、木製の目隠しフェンスが設置されており、フェンスの向こうには植栽が、手前には売り物の花が置かれています。植物を使った空間づくりがとても上手いと感じました。

特産品販売所

特産品販売所では、地域の名産や地酒、野菜、花の他、全国から取り寄せた選りすぐりのフルーツが販売されています。店の規模はあまり大きくありませんが、平台を中心に陳列されているので、目線が低く広々とした雰囲気でした。

店内の一画には、ブランド素麺「揖保乃糸」のコーナーも設けられていました。揖保乃糸は宍粟市の名産品の一つ。おみやげにおすすめです。

①全国各地から取り寄せたフルーツが並ぶ。熊本県産の大玉すいか(7,800円)、青森県産ジョナゴールド2P(780円)、佐賀県産清見オレンジ(800円)とお値段もなかなかのもの。②母の日にちなんだ生花の販売も。③揖保乃糸のバチが売られているのは地元ならでは。素麺以外にも、揖保乃糸の手延べ製法でつくった中華麺、パスタなども並ぶ。

農産物直売所

別棟の農産物直売所。地元で収穫された新鮮野菜や、地産のお米、花などが豊富に取り揃えられています。こごみ、ぜんまい、コシアブラといった山菜類の取り扱いもありました。

ここでは、ぜんまいとサラダカブを購入。サラダカブを食べるのは初めて。生のままで食べられるとのことなので、薄切りにして食べてみたところ、食感は柿に似ていました。ぜんまいは茹でてマヨネーズ和えに。

レストラン・グルメ

道の駅に併設されているレストラン。美味しいと評判のだし巻き卵が付いた「おふくろ定食」を食べると決めていましたが、到着時刻は14時6分。14時のラストオーダーをわずかに過ぎており、入口には営業終了の看板が。

お腹がペコペコだったので、直売所手前の出店でメンチカツとコロッケ、串カツを。直売所でカットフルーツ(みかん)を購入しました。串カツは玉ねぎが入っていない豚カツ。メンチカツは下味が効いていて、サクサクとした衣が肉汁を包み込んでいます。コロッケはジャガイモの滑らかな舌触りが楽しめる濃厚タイプ。どれも美味しい。カットフルーツは、柑橘の大トロと呼ばれている「せとか」。ジューシーで甘みが強く稀に見る美味しさでした。せとかの旬は1月~4月頃。並んでいない可能性があるので、お求めの際には、事前に問い合わせをおこなうことをお勧めします。

施設情報

■住所:兵庫県宍粟市一宮町須行名510-1
■路線名:国道29号線
■営業時間:9:00~17:00 / レストラン9:00~14:30(LO14:00)
■定休日:火曜日(1月中旬~3月末) / レストラン 毎週火曜日
■駐車場:38台 (大型車2台/普通車36台)
■クレジット・電子マネー:利用可※施設により異なる
■URL:https://www.michinoeki-ichinomiya.com/

※本記事で掲載されている情報は公開時点のものであり、閲覧時点での情報と異なる場合があることを、ご了承ください。

訪問日

2024年4月・2024年5月

近隣の道の駅

道の駅 みなみ波賀 (約9km)
道の駅 はが(約16km)

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