【奈良県】吉野路大淀iセンター
michinoekitabi吉野地方の観光拠点。地元のおいしいが勢揃い。
吉野路大淀iセンターは国道169号線の沿線にある道の駅。道の駅がある大淀町は奈良盆地の最南部に位置し、ここから南は広大な吉野山地となります。吉野山地には、エメラルドグリーンの水をたたえる御手洗渓谷(天川村)や、日本百名山に選ばれた大台ケ原などの名勝あり、観光やツーリングに人気のスポット。
道の駅「吉野路大淀iセンター」は、そんな観光客やツアラーの憩いの場。山道に入る前に、ひと休憩といった感じでしょうか。駐車場には他府県ナンバーも多く停まっていました。
駅舎はコの字型の平屋建て。屋根から突き出た2つの塔屋は修験道が被る「頭巾(ときん)」をイメージしているようです。また、敷地内には、別棟で野菜直販所があります。
中央エントランス
駅舎には、屋根付きの中央エントランスを取り囲むように、レストラン、特産品コーナー、木工市場、情報・観光案内所、トイレがあり、それぞれ独立した入口があります。中央エントランスでは、県内外からの新鮮野菜や果物、花などが平台に数多く並んでおり、買い物客で賑わっていました。たこ焼きの屋台も出ていましたよ。
特産品コーナー
特産品コーナーでは、吉野地方の特産品や加工品、お土産などを取り扱っています。冷ケースでは、吉野名産のこんにゃくや、豆腐、厚揚げ、漬物、くずもちなども販売。焼きたてパンのコーナーもありました。
イチオシは厚揚げ豆腐。ここで購入したものを、吉野川のBBQスポットで焼いて食べましたが、大豆の風味が強く絶品でした。営業時間は9:00～17:00。土日祝は8:30より営業しています。
木工市場
杉やひのきの香りがする、木工市場。吉野杉は細かな年輪が美しいブランド杉材。食器や箸などに利用されます。木工市場では、吉野杉を使った茶碗や枡、盆、まな板の他に、芳香剤や、桜や星形にくりぬいた小さな加工品も売られていました。
観光・情報案内所
観光・情報案内所では、吉野地方の歴史や文化が、パネルや映像で展示紹介されています。奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」にも会えますよ。イートインコーナには、コンセントが設置されているので、休憩しながらスマートフォンなどの充電が可能です。営業時間は9:00～17:00。土日祝は8:30から開いています。
レストランときん
「レストランときん」では地産の食材を使ったメニューを提供。なかでも有名なのが、ブラントラストを使ったフィッシュバーガー。ブラウントラストは「渓谷の悪魔」と呼ばれる外来魚で、在来種をつぎつぎと捕食することから「要注意外来生物」に指定されています。そんな、川の嫌われ者をつかった料理を考案したのが、このレストランの店主さんで、テレビ番組「鉄腕DASHのグルメ厄介」で取り上げられていました。
ここのレストランは何を注文しても美味しいのですが、私のお気に入りは、「海老天かき揚げそば」と「ぶっかけおろしかき揚げそば」。地元で収穫された新鮮な野菜を使った天ぷらは、ボリュームがあり、野菜本来の風味を堪能できます。
営業時間は、7:00～16:00。定休日は、毎週火曜日と第3水曜日。道の駅の休館日(火曜)以外にも、お休みの日があるので、訪れる際にはご注意ください。
野菜直販所
本館とは別棟になっている野菜直販所。野菜の販売は中央エントランスでも行っていますが、あちらは果物や根菜などが中心。こちらでは、葉物野菜やキノコ類、お米などをメインに取り扱っていました。どの野菜も色がよく、新鮮なのが伝わってきます。道の駅を訪れた際には、ぜひこちらも覗いてみてください。営業時間は、8:30～17:00まで。土日祝は8:00から営業しています。
施設情報
■住所：吉野郡大淀町大字芦原536-1
■路線名：国道169号線
■営業時間：9:00～17:00 ※施設により異なる
■定休日：毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
■駐車場：92台 (大型車10台/普通車80台/身障者用2台)
■スタンプの場所：観光・情報案内所内
■URL：https://yoshinoji-oyodo.com/
※本記事で掲載されている情報は公開時点のものであり、閲覧時点での情報と異なる場合があることを、ご了承ください。
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