【大阪府】道の駅能勢(くりの郷)
特産の銀寄栗をはじめ、山の幸が豊富に揃う道の駅。
大阪の最北端に位置する能勢町(のせちょう)は、山々に囲まれた自然豊かな町。四季のうつろいを感じながら、ゆったりとした時間がながれています。美しい渓谷や、山の恵みを楽しめる場所もたくさんあって、まさに癒しのスポットです。
くりの郷は、大阪府内でも人気の高い道の駅で、地元で収穫された新鮮な野菜や、木工品などがずらりと並びます。

入口では、ころんとしたフォルムがかわいらしい「栗のモニュメント」がお出迎え。能勢の名産「銀寄栗(ぎんよせぐり)」をイメージしたもので、ほくほくした食感と濃厚な甘さが特徴なのだとか。
私が訪れたのは9月だったので、生栗には少し早かったのですが、栗を使ったお菓子やジャム、はちみつ、そして栗焼酎など、加工品がたくさん並んでいました。



①道の駅の店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、ずらりと並ぶ栗を使ったお菓子たち。どれも美味しそうでついつい手が伸びてしまいます。②店内は、木のぬくもりが感じられる落ち着いた雰囲気。通路も広くとられていて、お買い物がしやすいのも嬉しいポイントです。③奥に進むと、竹細工や丸太を使った椅子、棚など、手づくりの木工品が並んでいます。薪も販売されていて、キャンプ好きや薪ストーブユーザーにも人気がありそうです。
地元の味覚を堪能できる「レストランひだまり」

道の駅に併設されている「レストランひだまり」。ガラス張りの店内からは、緑あふれる景色がひろがっていて、まさに「ひだまり」のような空間。ここでは、地元の野菜やお肉を使ったメニューが楽しめます。


豊富なメニューにさんざん悩んだ末、私が選んだのは、「ソース鶏かつ丼」。なんと、お味噌汁とお漬物がついて550円(訪問時)。リーズナブルでびっくり。お肉は、切れ端が使われていましたが、サクサクの衣にソースが絡んでいて、とても美味しかったです。モーニングの時間帯(9:00~11:00)には軽食メニューもあるそうです。ラストオーダーは16:30とのことなので、少し遅めのランチでも安心ですね。

道の駅の敷地内には、おむすびハウス「のせむすび」とスイーツハウス「のせむすび茶屋」もあります。(平日9:00~15:00/土日祝9:00~16:00)
ここでは、注文をうけてから丁寧に握ってくれる、できたてのおむすびが味わえます。そして、甘いものが好きな方には、「のせむすび茶屋」の「能勢栗ソフト」がおすすめ。濃厚な能勢栗のペーストがトッピングされていて、一口で秋の味覚が広がります。
施設情報
■住所:大阪府豊能郡豊能町平野535
■路線名:国道173号
■営業時間: 9:00~18:00 ※施設により異なる
■定休日:火曜日(7月~10月は無休)、年末年始
■駐車場:大型6台 普通車:32台 傾斜:平坦
■URL:https://www.michinoeki-nose.jp/
訪問日
2023年9月 2024年7月 2025年2月
画像ギャラリー





ちょっと寄り道
るり渓
道の駅から北に約13㎞。標高約500mの高原に位置する渓谷。大小さまざまな滝が織りなす景色が、宝石のように美しいことから「るり渓」と名付けられています。京都府の自然公園にも指定さており、約4㎞のハイキングコースでは、美しい景観と、心地よい清流の音を楽しめます。現在では通天湖(砂防ダム)からの流水を源流としているので、下流側の方が水の透明度が高い。
近隣の道の駅
