【兵庫県】山田錦発祥のまち・多可

山田錦発祥の地。酒蔵をイメージした建物が目印。

兵庫県の中央部に位置する多可町。田園風景が広がる自然豊かなこの町は、日本一の酒造好適米「山田錦」の発祥の地、半紙の起源ともいわれる手漉き和紙「杉原紙」の発祥の地、「敬老の日」の発祥の地、の3つの発祥の地として知られています。

多可町には道の駅が2駅あります。「杉原紙の里・多可」と本駅「山田錦発祥のまち・多可」です。いずれも多可町を発祥とするものにちなんだネーミングが特徴です。

「山田錦発祥のまち・多可」は国道427号線沿いにあり、町の中心部にほど近いところに位置しています。2015年に道の駅に登録される以前は「まちの駅・多可」として営業をしていました。建物は、酒蔵をイメージした木造平屋建て。杉や檜を使ったアットホームな雰囲気の道の駅です。

①道の駅の敷地には、小川が流れる小規模公園が併設されています。公園前には播州歌舞伎の巨大なモニュメントも。②駅舎前に出店している本格窯焼きピザ。地元の野菜をふんだんに使い、注文を受けてから1枚づつ窯で焼いています。(土日祝を中心に不定期営業)

特産品販売所

店内は木材をふんだんに使った落ち着く空間。こじんまりとした規模ながら、地域の特産品や、ハンドメイドの工芸品、山田錦の日本酒など、魅力的な商品がいっぱい。

レジ横に設置された冷ケースには、シュークリームやプリン、ロールケーキなどが並んでいます。また、建物のエントランスと軒下では、鉢植えや野菜の種、多可町で収穫された新鮮野菜も販売されています。

①山田錦でつくられた日本酒・焼酎がずらり。一合瓶の取り扱いもあるので、何本か買って味比べをするのも良いかも。②店内の一画には、播磨織と杉原紙でつくられた商品が並ぶコーナーも。ハンドメイドならではの温もりを感じます。

軽食コーナー

本館から駐車場をはさんだ向かいにある軽食コーナー「おむすびキッチン夢蔵」。6畳ほどの小さな店舗ですが、おにぎりや巻き寿司、うどんの他、ジビエ料理(しか)を提供しています。営業時間は9:30~16:00。※道の駅とは運営会社が異なります。

今回は「鹿バーガー」(550円)を購入。鮮度のよいシャキシャキレタスとトマト、鹿肉パテが1枚。パテは胡椒が効いており、ソースはトマトケチャップとマヨネーズ、マスタードのしっかりとした味付け。豚や牛とは違った風味を感じたものの、とても美味しかったです。ぜひ食べてみて。

施設情報

■住所:兵庫県多可郡多可町中区岸上281-1
■路線名:国道427号
■営業時間:9:30~17:30(3月~10月)、9:30~17:00(11月~2月)
■定休日:年末年始 
■駐車場:26台 (大型車4台/普通車22台)
■スタンプの場所:店内
■クレジット:不可 電子マネー:PayPay
■URL:https://michinoeki-taka.com/

※本記事で掲載されている情報は公開時点のものであり、閲覧時点での情報と異なる場合があることを、ご了承ください。

近隣の道の駅

道の駅 杉原紙の里・多可(約17キロ)
道の駅 北はりまエコミュージアム(約12キロ)

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