【兵庫県】しんぐう

道の駅は、たつの市中心部から10キロほど北上した、山間のひらけたところにあります。沿線の国道179号線の対側には、揖保川水系「栗栖川」が流れており、その向こうには「芝田富士」が見えます。道の駅周辺は、実にのどかな雰囲気。

駅舎は、瓦屋根の和風建築。くの字型をした建物の両端にはトイレとレストランがあり、その中心部に物産館(売店)が入っています。また、少し離れた位置に、小規模の農産物直売所がありました。

建物入ってすぐの物産館(売店)には、地元たつの市や播磨地方の名産品がいっぱい。特に、手延べ素麺「揖保乃糸」と、醤油などの調味料のコーナーが充実していました。揖保乃糸は言わずと知れたブランド素麺。道の駅から車で10分のところには揖保乃糸資料館「そうめんの里」もあります。

また、たつの市は「うすくち醤油」の発祥の地。揖保川の水は軟水で鉄分が少なく、醤油造りに適しているそうです。※ヒガシマル醤油の本店もたつの市にあります。

道の駅に併設されている焼肉レストラン「志んぐうの郷」。道の駅とは運営会社が異なるようですが、昼休憩を挟んで21:30まで営業しています(定休日：火曜)。私が訪れた時は、ちょうど準備中。店内の様子などは見れませんでしたが、メニュー表を見ると、焼肉以外にもさまざまな料理を提供しているようです。

道の駅しんぐう名物「たつのあんこソフト」は、甘さ控えめのソフトクリームに、たつの市産のあんこをトッピングした一品。おすすめです。