【京都府】シルクのまち かや

丹後半島の玄関口。地産の新鮮野菜が豊富に揃う。

丹後半島の付け根にある与謝野郡与謝野町。まちの北部は、天橋立により宮津湾から隔てられた内海(阿蘇海)に面しており、天橋立や伊根の舟屋などの観光地も近い。また、与謝野町は絹織物「丹後ちりめん」の主要生産地としても知られており、道の駅の名前の由来になっています。

道の駅「シルクのまち かや」は、加悦生産物販売施設として1994年にオープン。翌1995年4月に京都府内で3番目の道の駅として登録されました。2006年の市町村合併により、与謝野町が発足し、加悦(かや)町は廃止となりましたが、駅名には当時の地名が残っています。

沿線は国道176号線。国道を挟んだ対側には「加悦SL広場」がありましたが、すでに閉鎖されており、入ることはできませんでした。

道の駅は高台にあり、丘陵公園のような雰囲気でした。建物の規模はあまり大きくはないものの、駐車場はひろびろ。駅舎前と、北側道路の対側、国道側の低い位置の3箇所にあり、いずれも国道から少し離れているので夜はとても静か。2023年9月の訪問時には、駅舎前の駐車場で車中泊をしましたが、とても快適に過ごせました。また、駅舎に併設されたトイレ棟は新しく、夜でも明かりが灯っているので、安心して利用することができました。

スクエア型の店内は、木材がふんだんに使われていて、温かみのある雰囲気。売り場面積は広くないものの、地元で収穫された野菜やお米、ハンドメイド雑貨、鉢植え、薪などが、綺麗に陳列されていました。

特に、野菜が安く品揃えが豊富。どれも色艶がよく、見た目から鮮度の良さがわかります。店内の一画には、丹波ちりめんの展示販売コーナーも設けられていました。

①②新鮮野菜の数々。地域住民の買い物の場としても利用されています。③道の駅に併設されたレストラン「adriano(アドリアーノ)」。私が訪れたときは、残念ながら定休日。料理の写真を見るところ、とても美味しそうなので、次回は食べてみたいです。

施設情報

■住所:京都府与謝郡与謝野町字滝98
■路線名:国道176号線
■営業時間:9:00 ~17:00
■定休日:年末年始
■駐車場:98台 (大型車4台/普通車94台)
■URL:https://www.michi-no-eki.jp/stations/views/19425

※本記事で掲載されている情報は公開時点のものであり、閲覧時点での情報と異なる場合があることを、ご了承ください。

訪問日

2023年9月

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