【奈良県】クロスウェイなかまち

2024年11月30日オープン。防災機能を備えた次世代型道の駅。

奈良市西部、矢田丘陵の麓に2024年新設された道の駅。第二阪奈道路と枚方大和郡山線「大阪府道・奈良県道7号線」の交点に位置することから、人々の交わり、集い、旅立ちをイメージして「クロスウェイなかまち」と名付けられたそうです。道の駅の周辺には唐招提寺、薬師寺、平城京跡歴史公園などの名所があり、奈良観光の拠点に最適です。

敷地面積は約33,500㎡。奈良県内の道の駅としては、針テラスの次に大きいのではないでしょうか。広大な敷地には、直売所や観光案内所、カフェなどの建物が3棟。その他、芝生公園、ドックラン、バスターミナル、交番などがあります。

また、本駅は災害時の広域防災拠点の役割を担う「防災道の駅」に指定されており、非常用発電機や防災倉庫が完備されています。

①施設案内図。257台収容可能な駐車場。敷地内に交番があるので、夜間の休憩も安心。②飲食可能なオープンテラスと芝生公園。数は少ないものの、遊具が設置されており子供連れにも優しい。③ドックランは2区画(小型犬用、中・大型犬用)。9:00から17:00まで無料で利用できますが、利用時には会員登録が必要です(登録料無料)。

施設

道の駅の建物は、北西棟、北東棟、南棟の3棟に分かれています。いずれも、奈良県産木材を使用した平屋建て。フローリングはお洒落なヘリンボーン調。木材の温かさが感じられます。

北西棟

北西棟には、交流スペース、バス待合室、サイクルステーション、男女別シャワールーム、カフェがあります。カフェには、有名和菓子店「千壽庵吉宗(せんじゅあんよしむね)」がプロデュースする喫茶店と販売所が入店。生わらび餅やかき氷などが並んでいました。込み合っていたので、店内の写真はなし(笑)

北東棟

北東棟には、休憩スペース、観光案内所、キッズコーナー、トイレがあります。観光案内所にはコンシェルジュが常駐。道の駅のスタンプもこちらに設置されています。白を基調としたトイレは清潔感がありました。多目的トイレあり。ウオシュレット、保温機能付き便座完備。道の駅のトイレといえば、便座が冷たいイメージがありますが、こちらはホカホカでした。

南棟

南棟には、農産物・特産物直売所「旬の駅クロスウェイなかまち」と、レストラン「なかまちキッチン」があります。

「旬の駅クロスウェイなかまち」では、奈良県内の旨い物が勢ぞろい。定番の奈良漬や三輪素麺、こんにゃく、お茶。おみやげ用のお菓など、豊富な品が陳列されています。また、農産物コーナーも充実しており、約3500名の農家さんから仕入れた新鮮な野菜や果物を取り揃えています。買い回りながら、何気に他のお客さんの買い物カゴの中身をリサーチすると、農産物をカゴに入れている人が多く見受けられました。地元の方も買い物に来ているのかもしれません。

レストラン「なかまちキッチン」では、奈良産の肉・野菜を使用した料理が味わえる。ガラス張りの店内は明るくて開放的。お洒落な空間で食事を楽しめます。目を引く長テーブルは奈良産の檜を使用したもの。洗練されたデザインの椅子も空間に調和しています。座り心地のとても良い椅子でした。

「奈良県産大和牛の煮込みとショートパスタのグラタン」(1200円)、「イタリアンソーダ」(400円)。大和牛のグラタンは、パンが付いてきます。写真では、硬そうに見えるかもしれませんが、赤ワインで煮込まれた大和牛はやわらかく、口の中でホロホロとほどけました。グラタンは、さっぱりとした味わいが特徴。ちょっと自信がありませんが、トマトクリームのような感じでした。イタリアンソーダは、プラス100円でソフトクリームのトッピングが可能。

その他にも、地ビールや、三輪そうめん、柿の葉寿司、パスタ・ピザ、定食などがありました。一番人気は、限定20食の「大和牛のローストビーフ重と奈良の野菜のお惣菜」。こちらも次回以降食べてみたいと思います。

施設情報

■住所:奈良県奈良市中町4694-1
■路線名:枚方大和郡山線
■営業時間:9:00 ~17:00
■定休日:年末年始

■駐車場:257台 (大型車20台/普通車237台) 平坦
■URL:https://michi-no-eki-crosswaynakamachi.pref.nara.jp/

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※本記事で掲載されている情報は公開時点のものであり、閲覧時点での情報と異なる場合があることを、ご了承ください。

訪問日

2025年4月

画像ギャラリー

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